盛り上げ駒の工程

5.漆またはサビ漆で埋める

 「彫り埋め駒1」、「彫り埋め駒2」どちらかの、工程5までを参照。

彫り埋め駒1(漆を使用)  彫り埋め駒2(サビ漆を使用)


6.駒を砥ぎ出す

 粗いサンドペーパーからだんだんと細かいものにかえて砥ぎ出す。

7.目止めをする

 水性との粉などの盛り上げ用の目止めを施す。これは漆を盛るときに、漆が駒木地ににじまないようにするためである。


8.蒔絵筆で盛り上げる

 7の工程から、さらにクロスなどで磨き上げる。漆は右の写真のように、事前に和紙で濾しておく(ゴミやホコリを除くため)。→

 


 ←盛り上げ台(下が回転)に駒をとめて、蒔絵筆で漆を好みの高さに盛り上げていく。


9.盛り上げの乾燥

 

盛り上げが終わったら乾燥台に駒を並べて、1日くらいカラじめ(湿気を与えない)する。やや乾いてから、ムロに入れて完全に乾かす。

 漆がふれないように丸くくびれている乾燥台に、乾かすほうを下にして置く。


10.駒を磨く

 白ロウ、イボタなどで磨く。最後の仕上げ磨きにはツバキ油を使用。


盛り上げ駒完成
虎斑木地の
盛り上げ駒完成

駒木地から盛り上げ駒の完成まで

 最後に駒木地から盛り上げ駒の完成までを、下記の「歩」の駒木地で一度に振り返ってみよう。2003年6月、「酔棋制作駒オークション」の出品作(酔棋好島黄楊柾目/第224作)より。



「歩」の駒木地が、盛り上げになるまでをクリックすると見られます。

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駒の詩